【役割論理】使用ヤーティ紹介【剣盾S10】
※ロジカル語法は一部呼称を除いて使用しない（読みづらいため）
上位ポケモン出禁によりガラッと環境が変わったシーズン10。
剣盾ランクバトルは鎧新環境のシーズン8からまともにやり始め、ようやく環境上位への対策・立ち回りがわかってきた…ぐらいのところでふいうち()だったが、試行錯誤しつつ環境に対応できるようになんとかヤーティを組み上げた。
【戦績】
最終順位2445位
196戦106勝90敗、勝率54%
直近50戦は32-18
全日に渡ってサボりまくったが、特にラスト2日の9/29,30が仕事休みだったのにめちゃくちゃサボって29日に10戦しただけだった。30日は1戦もしてない。カス。
終盤急激に勝率が伸びたのでもう少し頑張ろうと思えば頑張れた気もするがダイマ択に心が折れた。
【ヤーティ構築】
パッチ対策のワルビアル、ウーラオス対策のマリルリ、上位の特殊ポケに強いカビゴンが確定枠。
残り3体は環境的に強い草枠としてロズレイド、補完兼壁対策としてアローラガラガラ、最後に地面の一貫を切れるウォッシュロトムを採用した。
【ヤケモン個別解説】
ヤルビアル
持ち物：いのちのたま 特性：いかく
197(212)-185(252)-105(36)-X-91(4)-113(4)
役割対象：パッチラゴン ギルガルド カビゴン ドヒドイデ ハピラキ
パッチラゴンを駆逐する地面ヤケモン。火力・耐久ともにドサイドンに劣るが、威嚇とSを活かしてより柔軟に戦える。
役割対象は多いとは言えないが、言い訳振りで準速60族まで抜けるS、通りのいい一致地震&一致悪技を持つため役割対象以外にも負担をかけやすく、終盤の撃ち合いにもそれなりに強い。例えばH252アシレを上からダイアースで確1取れたり。ドサイドンにはできない芸当であり、明確に差別化できてるといえる。
DDについては、ランク補正無視で勝ちを拾えた試合もあったものの正直叩き落とすの方が10万倍強い。返してくれ。
インファは今世代から新規習得。足の遅いノーマルを吹っ飛ばせる他、ガルドから交代で出てくるサザンにも刺さる。
エッジは地面格闘と合わせて範囲を広げるために入れたが、ヒトムに撃った以外に使った記憶がない。
パッチ入りにはほぼ出したため選出率は2位。
ヤリルリ
持ち物：ゴツゴツメット 特性：ちからもち
175-112(252)-132(252)-X-101(4)-70
じゃれつく/アクアテール/ばかぢから/れいとうパンチ
襷ウーラオスに安定して役割を持てるヤケモンが存在しないことから生み出された禁忌・ゴツメヤリルリ。
水流連打/インファイト/暗黒強打を誘うヤケモンとウーラオスを対面させ、受け出してゴツメで襷を削り取る。ウーラオスはほとんどの場合引いてくるため、交代読みで負担をかけていく（ほとんどじゃれついていたが）。
突っ張られてダイサンダーを打たれると負けなので、その場合ダイマ読みダイマが必要。
技の4枠目は草毒への打点として冷パンを採用した。ダイアイスで襷を潰す動きができるようになるのはいい気がしたが特に役に立たなかった。ただ他の選択肢であるアイアンテールや瓦割りはそもそも撃つことがなかった*1ため、撃ち先が決まっている冷パンのほうがいいと個人的には思っている。
ウーラオス入りには必ず出したため選出率は1位。
ヤビゴン
持ち物：こだわりハチマキ 特性：あついしぼう
237(12)-178(252)-85-X-161(244)-50
役割対象：リザ サザン ゲンガー ラプラス ヒトム 他特殊全般
もはや禁忌ではない数値受けヤケモン。特殊ポケの処理を雑に一任した。
リザを潰すことが主な役割なので迅速に処理できる岩雪崩を採用。鉢巻を巻いているのでダイマリザを確1にできる。負担を減らし過労死を防ぐことにも繋がるのでよかった。
馬鹿力は対サザン用。マリルリにはウーラオスへの役割があるため、サザンはカビゴンに任せることが多かった。
後半増えたゲンガーには催眠されたり鬼火食らったり道連れにされたりと散々だったが他に戦えるヤケモンがいないのでこいつで運ゲーに付き合う他なかった。幸いヤーティ神の加護で最速起きを連発してくれたので台パンはせずに済んだ。
選出率は3位。
ヤズレイド
持ち物：こだわりメガネ 特性：しぜんかいふく
167(252)-X-86(4)-194(252)-125-110
役割対象：水妖 水地 ニンフィア カットム ウォトム ドヒドイデ モロバレル
草枠。夜の役割も持てる。
水妖2体をまとめて見れる草毒のロズレイドは環境に刺さってそうだがあんまり見なかった(2回)。
前半使っていた眼鏡ガラルマタドガスの非力さに辟易していたので、C125から眼鏡らしい火力を押し付けられるこいつは使ってて気持ちよかった。
神通力は役割対象の毒耐久ポケへの遂行技。どくどくも胞子もやどりぎも入らないため最安定。サイキネをくれ。
シャドーボールはマジシャとの選択だったが、呼ぶ鋼への唯一の打点になるのとついでにガラルサニーゴを見れることからこちらを採用。
選出率は5位。
アローラヤラヤラ
持ち物：ふといホネ 特性：ひらいしん
167(252)-145(252)-130-X-101(4)-65
フレアドライブ/ポルターガイスト/ホネブーメラン/かわらわり
役割対象：Aキュウコン ナットレイ カビゴン Gヒヒダルマ ハッサム ルガルガン ルカリオ
炎枠。ついでにかわらわり搭載で壁対策。アローラキュウコンはカモ。零度ぶっぱだけは許さん。
オーロンゲもいけると思ってたけどトリック持ちが4割以上いるので普通に辛かった。
通りのいい高火力一致技、ポルターガイストを習得して火力に磨きがかかった。具体的には陽気ウーラオスの鉢巻暗黒強打に匹敵するくらい。
ポルターガイストの発動メッセージ「○○が ××に おそいかかる！」が出るのが技外しのメッセージ表示のタイミングと同じなので打つ度に外したかと思ってびびった。
避雷針が役立った場面は少なかった。ロトムはトリックと悪の波動があるので後出しから役割を持てるか怪しい。一応H無振りの珠パッチにはでんくち受け出しから役割持てる。
選出率は4位。
ウォッシュヤトム
持ち物：たつじんのおび 特性：ふゆう
157(252)-X-127-172(252)-128(4)-106
ボルチェン/雷/ドロポン/悪波
役割対象：ドサイドン ホルード ドヒドイデ エアームド マンムー
今世代では落第相当との意見すらあった元一軍ヤケモン。
地面の一貫を切れて、かつ一致抜群打点を持つのはやはり偉い。帯ドロポンでH252ダイマドサイドンを確1。受け出しでダイロックを受けてDを上げられてもダイストリームで87.5％の高乱1。
パッチラゴン対策の煽りを受けて上位勢以外にもワルビアル、バンバドロなどBが堅い地面がちらほらいるためマリルリの疲弊を防ぐためにも特殊水は必要だと感じての投入。
ホルードは一応役割対象ではあるが正直めちゃくちゃに重い。襷じたばたは犯罪。
今世代では初めて使ったが、ボルチェンが通りやすいのはやはり便利。
かみなりを外しすぎ。
選出率は6位。
【きつい相手】
トリック持ちロンゲ
絶滅しろ
【所感】
上位が消えればちょっとは楽になるかと思ったら全然そんなことはなかった。
ただエースバーンやトゲキッス、ポリ2といった見るのも嫌になったポケモンを見ないで済むのは精神的に楽。
その代わりにウーラオスが嫌いになった。
来シーズンは休んで冠新環境で再開しようかな。
— イト (@Itofilament) 2020年9月27日
おわり
追記：結局この1802が剣盾最終レート最高値だった。途中はS19の1805もあったけど最終的に溶かしてる
もっと頑張れた気がしてちょっと後悔していなくもない
